2009年夏 さんごまる

ホタルの季節にキャンプへ行くと、初めて見る蛍の群れに さんごまるは興味津々。

夏の暑い日には福岡県八女市にある矢部川の源流公園へ川遊びにも行きました。

そして、8月には生まれて初めて四国へ旅に出かけた さんごまる。

こんぴらさんの灼熱の階段でバテたり、清流仁淀川での涼しい川遊びも楽しみました。

徳島市での阿波踊りでは、大音響で近づいてくる踊りの隊列に恐れをなしてビビりまくり…

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高速道路千円乗り放題キャンペーン中だったので、お安く四国へ渡れましたが九州からは遠かったです。

八木山渓流公園キャンプ場へ

蛍の飛び交う季節になりました。

今年は蛍の中でキャンプしてみたいと思いつき、近場のキャンプ場を色々調べてみると福岡県飯塚市にある八木山渓流公園キャンプ場を見つけました。

ただ、このキャンプ場、山の麓にある駐車場から歩いて30分程かけて登山をしなければなりません。

日も傾きかけた夕方18時過ぎ、こんな時間から山に入っていく人は自分達以外、誰もいない。

所々、倒木あり、沢渡りあり、そして橋も朽ち果てています。 予想以上に道が荒れている…

犬と一緒に八木山渓流公園キャンプ場へ

でも山歩きなので、さんごまる は、とっても楽しそう。

荷物を軽量化しましたが、ハードな登山道をお構いなしで引っ張る さんごまる のお陰でかなり体力を奪われてしまった。

でも何とか到着。

このキャンプ場には屋根付きのデッキサイトがあるので快適。

屋根付きのデッキサイト

川は浅いですが、とても綺麗です。

炊事場はありますが水道設備はなく、沢川の水を利用します。

沢川の水で炊事

今回はお弁当を持ってきました。

家の畑で取れたジャガイモで肉じゃがを作って持参。自然の中で食べるオムスビも美味しい。

さんごまるの御飯はドッグフード。

お弁当を持参してキャンプ

そして、夜になりホタルが飛び交い始めました。

最初はホタルが飛んでも、それほど犬は興味を示さないかなって思ってました。

でも、さんごまる は飛び交うホタルを目で追いかけ回しています。 不思議そうに蛍を眺める さんごまるには、ちょっと予想外でしたね。

沢の音、虫の声を聞きながら、ひんやりとした空気の中、夜空を眺めているとムササビが飛んできました。

ムササビは地面に着地すると、ものすごいスピードで辺りを走り回っています。

尻尾の大きなムササビを見つけて、さんごまるは興奮して吠えまくりでした。

ホタルが飛び交い始めるキャンプ場

夏の日常

梅雨入りしたのに雨が降ったのは、ほんの数日。連日、暑い日々が続いています。

夏になると さんごまるは、この木の下で過ごしています。

ここは風が良く吹き抜ける場所なので、意外と涼しい。

犬には涼しい木陰

たまに地面に打ち水して、水遊びしたりしてます。

打ち水して、水遊びする犬

家の近くにある勝浦浜で海水浴です。

勝浦浜で海水浴する さんごまる

お友達のボーダーコリーのサラちゃんと一緒に海水浴。

サラちゃんと一緒に海水浴

悠々と泳いでいた さんごまるは必死に泳ぐサラちゃんに乗られてパニックっています。

沈没寸前のさんごまる。

天気も良く、ほんとに梅雨なのかと思う今日この頃。

サラちゃんに乗られてパニックる さんごまる

矢部川源流公園

矢部川源流公園は福岡県八女市矢部村にあります。奥日向ダムを過ぎてすぐの国道442号線沿い。

我が家のある福岡県宗像市からは約110kmも離れています。

福岡県内と言っても東の峠を越えれば大分県、南の峠を越えれば熊本県に隣接している県境の村でもあります。

曇ったり晴れたりとはっきりしない天気でしたが、矢部川上流の川はとても綺麗に澄んで見える。

矢部川源流公園で水遊びする犬

矢部川源流公園のモニュメントを不思議そうに見つめる さんごまる。

矢部川源流公園のモニュメント

さすがに川の水が冷たくて人間は長時間泳げませんでしたが、犬は平気なようです。

冷たい水でも平気に泳ぐ犬

赤ちゃん連れの家族が一組だけ水遊びしていましたが、平日だったので他には誰もいません。

さんごまる は人間の赤ちゃんが気になるみたいで家族連れをチラ見しながらワンワンと吠えて超興奮状態で泳ぎまくっていました。

さんごまる は川に入ると興奮して吠える

その後、源流公園の駐車場で濡れた衣服の天日干し。

さんごまる は泳ぎ疲れて駐車場の木陰でお昼ねタイム。

木陰で眠る さんごまる

日差しが出てきたので、対岸の広場へ移動してタープを張りました。

一面が、お花畑になっています。

お花畑で眠る犬

夕方に「星野温泉館きらら」で日帰り入浴をした後、竹原峠を越えて大分県へ。

峠のトンネルを抜けてすぐ右折して県道9号線をしばらく走ると今夜のキャンプ地【市ノ瀬公園キャンプ場】へ到着。

早速、芝のテントサイトでテント設営。

ここは、標高が高いので涼しくて風も冷たくて快適です。連日の熱帯夜がウソみたい。

鯛生川でキャンプ

翌朝は雨が降りましたが、公園前を流れる鯛生川の透明度も抜群に綺麗でした。

そして、帰り道に小石原で、うどんを食べてから帰宅。

家から、もう少し近い場所にこんなきれいな渓流があると嬉しいんだけどね。

鯛生川は抜群に綺麗

こんぴらさんへ

高速道路千円乗り放題のイベントが8月13日(木曜日)、14日(金曜日)、15日(土曜日)、16日(日曜日)に開催されるというので、九州から四国へ旅に出かける事にしました。

初日は与島パーキングで車中泊。

ほとんど標高0メートルなので夜でも暑い!

与島パーキングで犬と車中泊

最初に、立ち寄ったのは香川県仲多度郡琴平町にある金刀比羅宮です。

奥社まで登ると1368段の石段が続きます。

まだ早朝なので、それほど暑くない。

さんごまる と金刀比羅宮へ

参道沿いには、お土産屋並んでいて日陰もちらほらあります。

こんぴらさんの参道

365段目にある大門です。

大門は神域の総門で、水戸光国の兄である松平頼重候から寄進されたそうです。

大門は神域の総門

その昔、こんぴらさんにお参りしたのは「人」だけではなかったそうです。

「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代わりにお参りをすることもあった。

袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。

犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたそうです。

この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたそうです。

しかし、さんごまるは595段目にして、とうとうバテてしまいました。

さんごまる、階段の途中で全く動きません。

通り過ぎる人たちが「がんばれ、わんちゃん!」と声を掛けてもらってますが、愛想もせずにゼイゼイ言ってるだけです。

仕方ないので、ここから自分が、さんごまるを担いで登りました。

階段の途中で全く動かない さんごまる

628段目にある展望所まで登りました。

でも、さんごまるを担いで登ったお陰で自分もバテバテです。

ここから見る展望は抜群に見晴らしがいいので、疲れが吹き飛びます。 讃岐富士も綺麗に見えています!

そして、階段の途中で見つけた小さな滝で水浴び。

とても冷たくて綺麗な水です。

さんごまる、完全に元気復活です!

滝で水浴びして元気になった犬

穴吹川へ

香川県で人気のうどん店で讃岐うどんを食べた後、徳島県まで移動しました。

日本一の清流といわれる穴吹川へやってきましたが、連休前の大雨で水が濁っています。

大雨で水が濁った穴吹川

それでも、穴吹川の川遊びスポット【白人の瀬】は車も止めれない程にいっぱいです。

なので路上駐車しました。

白く濁ってはいますが、冷たくて気持ちが良い。

川遊びスポット 白人の瀬

徳島阿波踊り

その夜は徳島市で開催されている「阿波踊り」を見物しました。

初めてお祭り会場に来ましたが、予想以上に賑やかでしたね。

阿波踊りチームごとに太鼓とお囃子の大音響の生演奏付きです。

大音響の阿波踊りチームが近づいてくると、さんごまるパニック状態です。 体に響く大きな音は大の苦手。

そんな状況でも、さんごまるは触りにくる人たちには愛嬌を振りまいていましたね。

阿波踊りの大音響にビビる さんごまる

徳島県では「美濃田淵キャンプ場」を利用しました。 吉野川沿いにあり、奇岩怪石の点在する景色の良いところです。

ここは吉野川ハイウェイオアシスPAにも隣接しているので便利なキャンプ場です。

連休中なので便利の良いテントサイトは埋まってましたが、なんとかサイトスペースを確保しました。

美濃田淵でサモエドとキャンプ

仁淀川へ

翌日は高知県へ移動しました。

浅尾トンネルを抜けて、横畠橋の下にある本村キャンプ場で、ひと泳ぎ。

今日は天気が良いので河原の石が焼けて熱くなっています。

さんごまるは、その焼けた石踏んでキャインと鳴いてビックリ。

さんごまる と本村キャンプ場で水遊び

その夜は、中津川渓谷の上流にある「夢の森公園キャンプ場」で宿泊。

運良く、サイトが一か所だけ空いていました。

キャンプ場内はテントと人でいっぱいです。

お隣りでキャンプをされていたファミリーの方に「カツオのたたき」をご馳走になりました。 その節は、ありがとうございました!

そして、さんごまる はキャンプ場でも子供達に大人気でした。

子供達に大人気の さんごまる

ここは仁淀川の支流なので、とても川が綺麗です。

標高も高いので、かなり涼しい。

綺麗な中津川

少し下流へ下りたところには「中津渓谷 ゆの森」で日帰り入浴も利用できます。

中津川で泳ぐ さんごまる

翌朝は雨がパラパラ降っていましたが、どうせ水遊びで濡れるので関係ありません。

それにしても透明度が高い。

お風呂は、ゆの森へ

冷たい川で泳いで体が冷え切りました。

川で泳ぐと寒い

四万十川源流へ

不入山の麓にある四国の清流、四万十川の源流点へ行ってみました。

「四万十川源流の碑」からは、登山道になります。

片道、25分程ですが、道は荒れていて岩場が多い。

四万十川源流へ向かう さんごまる

以前は、ツキノワグマ出没注意の看板がありましたが無くなっていましたね。

観光客が増えたので、熊も近づかなくなったのでしょう。

さんごまるの水筒に源流点の水を詰め込んで持って帰りました。

四万十川源流

帰り道は今治市からは高速道路に乗って「しまなみ街道」を経由しました。

今回の旅で、さんごまるは四国四県を制覇しました。

四国の川遊びは楽しい。

さんごまる四国四県を制覇

【サモエド SAMOYED】

誰にでも友好的で時には番犬としては、ちょっと向いていないと思うことも…

でも、それがサモエドの魅力でもあります。

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サモエドは雪ゾリを引いているイメージが強いですが、寒い日には暖房代わりに人間と一緒に眠ることも多かったそうです。

狭い範囲で長い間、人間に飼育されてきたことから、他犬種と交わることなく原始犬に近い状態で生態系維持してきた希少な犬種です。

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2009年夏 さんごまる
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